三崎稲荷神社
JR水道橋駅の南、徒歩1分。ビル街の中に埋もれるようにして社殿がある。
創建の時期は明らかではないが、建久以前、仁安の頃と伝えられる古社。もともと神田山(現在の駿河台)のふもとの武蔵国豊島郡三崎村(現在の本郷1丁目)にあったとされ、三崎村の鎮守として信仰を集めてきた。いくたびかの変遷を経て明治30年(1897年)に現在地に移った。
江戸時代には三代将軍家光が参拝し、諸大名も参勤交代の折には参拝したといわれる。
隔年の5月初旬に行われる例大祭には、宮入り・宮出しの後、町内渡しとなって、9基の神輿が神保町まで町内を練り歩き、周辺は活気に満ちた風景をくり広げる。
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