北白川宮能久親王銅像

　地下鉄東西線竹橋駅の西、徒歩10分。東京国立近代美術館工芸館の入り口に建つ騎馬像。建立されたのは没後の明治36年（1903年）。北の丸内に駐屯していた近衛歩兵第一・第二連隊正門前に建立されたが、昭和38年（1963年）に北の丸公園整備計画に従って、現在の位置に移された。
　北白川宮能久親王は幕末・明治の皇族で陸軍軍人。弘化4年（1847年）伏見宮国家親王の第9皇子として生まれ、安政5年（1858年）上野寛永寺の門跡となった。明治3年（1870年）に還俗して伏見宮に復帰し、軍籍についた後ドイツへ留学して兵学を学んだ。明治17年（1884年）に陸軍少将、その後近衛師団長になり、軍を率いて台湾に出征した。しかし疫病で明治28年（1895年）49歳で波乱に満ちた生涯を終えた。

Address	東京都千代田区北の丸公園１
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Access	地下鉄東西線竹橋駅から徒歩10分。
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