地下鉄東西線竹橋駅の南、徒歩3分。江戸城三の丸の正門で、元和6年(1620年)に建造された。江戸城本丸大奥に通じる奥女中の通用門だったため、別名「お局門」とも呼ばれた。また、場内での死者や罪人などの出口とされていたことから「不浄門」ともいわれた。 門は高麗門、渡櫓門で構成される枡形門であり、一般に平川橋も含めて平川門と呼ばれる。平川濠には今も木橋の平川橋が架かっており、木橋が往時のような姿で残されているのは江戸城でもここだけである。 皇居東御苑への入苑口のひとつになっている。