和気清麻呂像

　地下鉄東西線竹橋駅を出てすぐ、大手濠に面した大手濠緑地にある。
　和気清麻呂（733-799)は奈良時代の廷臣。道鏡が称徳天皇に取り入って皇位を望んだとき、勅使として宇佐八幡の神託を受け、道鏡の野望を阻止した。そのため道鏡の怒りを買い、大隅（鹿児島）に流された。称徳天皇の死後、道鏡は失脚し、その後召還されて光仁・桓武天皇に仕え、平安遷都に尽力した。忠節の士とも言われる。
　 ブロンズ像は佐藤玄々（朝山）の作。昭和15年（1940年）、紀元2600年記念事業として建てられた。台座も含めて高さ4m20cmで、堂々とそびえるように立っている。

Address	東京都千代田区千代田１-4 大手濠緑地
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Access	地下鉄東西線竹橋駅2番出口すぐ
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