地下鉄人形町駅の北西、徒歩5分。創建は1000年以上も前と伝えられる古社。天慶3年(940年)平将門追討を命じられた藤原秀郷が戦勝を祈願し、文正元年(1466年)には太田道潅が雨乞いの祈願をしたといわれる。 江戸時代には新橋の烏森神社、神田須田町の柳森神社とともに江戸三森のひとつとして広く信仰を集めた。大正12年(1923)、関東大震災で社殿を焼失し、現在の社殿は昭和6年(1931年)の再建。 建物が密集している地域にあって境内は広くはないが、商売や福徳の神である恵比寿神を祭っており、5月中旬に行われる例大祭には人出が多い。