地下鉄人形町駅の南、徒歩2分。ビルの脇の外階段を上ったところにあり、かつては天台宗の寺であったが、昭和27年(1952年)に聖観音宗に改宗した。 境内は狭いが、その中に本堂、地蔵尊堂、庫裡がある。本尊は、もとは鎌倉の新清水寺にあったが火災で崩れ、江戸時代に鉄井から発掘されたという鋳鉄観世音菩薩像の頭部で、都の有形文化財に指定されている。 毎年4月8日前後に恒例の「花まつり」が行われ、参詣客に甘茶とお菓子の接待がある。