地下鉄銀座一丁目駅の南、徒歩2分。中央通りに面したティファニー銀座ビル前の歩道に建っている。碑には「銀座発祥の地 銀座役所跡」と刻まれており、江戸時代にこの地に銀座があったことを記念して、昭和30年(1955年)に建てられた。 江戸時代の銀座とは貨幣の鋳造所のことで、慶長6年(1601年)に伏見に創設されたのが始まり。その後は各地に置かれたが、やがてこの地の銀座に統合された。この銀座役所では貨幣鋳造と銀地金の売買が行われ、役所は寛政12年(1800年)に蛎殻町に移転したが、銀座は地名として残ることになった。