地下鉄三越前駅の北東、徒歩2分。マンションや商業ビル、演芸場などの企画・販売・管理を行う永谷商事が平成4年(1992年)日本橋永谷ビルに伝統芸能の公演や稽古場など多目的ホールとしてオープンした。 客席の規模は約100席、舞台に近い前のほうが畳に座布団の席で後ろのほうに椅子席がある。規模が小さく舞台と客席の距離が近いのが特徴で、そのため出演者に身近な感じで演芸を楽しめる。 連日、落語芸術協会の定期寄席をはじめ、講談、新内、義太夫、小唄・長唄などの伝統芸能の公演が行われており、かつて多くの演芸場があった日本橋の古きよき時代を復活させている。