日本橋高島屋SC[本館:重要文化財]
地下鉄日本橋駅に直結。高島屋は大阪市に本社を置く百貨店で、天保2年(1831年)、京都烏丸松原で、古着・木綿商「たかしまや」として営業開始したのに始まる。
東京店は昭和8年(1933年)日本生命館の一部を借り受けて開店。昭和38年(1963年)に日本生命が転出し、その後増改築を繰り返し、本館は平成21年(2009年)に百貨店としては初めての重要文化財に指定された。
現在は本館ガレリアのほかに新館・東館からなり、全体の名称は「日本橋高島屋SC」となっている。店内は華やかな雰囲気に満ちており、本館の中央通りに面したエントランスから続く1階と2階2層分の大理石の柱が並ぶ吹き抜けは豪華。案内係が手動で操作する昔ながらのスタイルのエレベーターなどは重厚な雰囲気にあふれていて歴史を感じさせる。
中央通りに面して本館の斜向いには、世界の一流ブランドの時計をそろえた「タカシマヤ ウォッチメゾン 東京」がある。
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