拡大写真

日本近代文化事始の地

 地下鉄日比谷線築地駅の東、徒歩5分。一帯は江戸時代には豊前中津藩の中屋敷があったところで、聖路加国際大学の南側の道路に挟まれた小さな緑地に、「日本近代文化事始の地」という案内板が立ち、その後ろにふたつの碑が建っている。
  一つは「慶應義塾発祥の地」の碑。豊前中津藩士福沢諭吉が藩命により開いた蘭学塾のあった場所で、碑は、昭和33年(1958年)、慶應義塾大学創立百年を記念して建てられた。
  もう一つは「蘭学の泉はここに」の碑。杉田玄白や前野良沢らがオランダ語の「ターヘル・アナトミア」を翻訳し、安永3年(1774年)に、『解体新書』を完成させたのがこの地であったことを記念した碑で、昭和34年(1959年)、日本医史学会・日本医学会・日本医師会によって建てられた。石碑の左側にはその経緯が、右側には人体図が刻まれている。
  周辺には学校発祥の地碑が数多い。

Address 東京都中央区明石町11先
Phone  
URL  
Access 地下鉄日比谷線築地駅から徒歩5分
Open  
Close  
Fee  
Map 地図
   
 
Copyright©2021 PortalTokyo.Inc. All rights reserved.