山門(→拡大写真

清正公堂(→拡大写真

清正公(覚林寺)

 地下鉄白金高輪駅の南,徒歩5分。安土桃山時代の武将加藤清正が文禄・慶長の役の際に朝鮮から連れ帰った王子が出家して日延上人となり,寛永8年(1631年)熊本藩の中屋敷に創建したのにはじまる。熊本藩主であった加藤清正を祭っている。
  江戸時代から「清正公様」と呼ばれて庶民の信仰を集めたほか,加藤清正が築城や治水、干拓などに優れた武将だったことから、建設や治水関係の祈願者が多い。
  境内には清正公堂,本堂,祖師堂が並んでいる。山門は安政3年(1856年)、清正公堂は慶応元年(1865年)に再建されたもので、ともに港区の有形文化財に指定されている。
  清正公大祭(毎年5月4,5日)には、清正公像が特別開帳されるほか、門前には盛大な市が立ち,「御勝守」という菖蒲入りの守り札が売られる。なお,周辺の開発が進んだ結果,覚林寺の境内は周囲より2mほど低くなり,地盤をかさ上げする工事が行われた。

Address 東京都港区白金台1-1-47
Phone 03-3441-9379
URL
Access 地下鉄南北線,都営三田線白金高輪駅から徒歩5分,都営浅草線高輪台駅から徒歩約15分
Open
Close
Fee
Map 地図
     
     
Copyright©2005-2015 PortalTokyo.Inc. All rights reserved.