地下鉄日比谷線広尾駅の南東、徒歩8分。明治通りに面して建つ寺で、延宝6年(1678年)に創建されたと伝えられる。 境内の墓地には尊王攘夷派の浪士に暗殺された幕末の通弁官ヒュースケンの墓があり、港区の史跡に指定されている。オランダ人のヒュースケンは日米修好通商条約締結交渉などでハリスを助けて活躍した。日本風の墓石だが、十字架が刻まれている。 桜の季節には境内のシダレザクラがライトアップされて美しく、港区の桜の名所にあげられている。