地下鉄白金高輪駅の西、徒歩3分。7世紀の白鳳時代に創建されたと伝えられる古社。港区には氷川神社が3か所にあるが、この白金氷川神社が最も古い歴史がある。 明和9年(1772年)大火で社殿を焼失し、さらに江戸後期に再建された社殿は昭和20年(1945年)空襲で焼失した。現在の社殿は昭和33年(1958年)の竣工。 マンションなどビルに囲まれてはいるが、社殿の背後には木々が繁り、静かで落ち着きのあるたたずまいを見せている。境内には後醍醐天皇や護良親王・楠木正成公など吉野朝の忠臣を祭る建武神社と末廣稲荷神社がある。