近代医科学記念館
地下鉄白金台駅下車すぐ。目黒通りに面している東京大学医科学研究所の門を入ったすぐ左手にあり、平成13年(2001年)にオープンした。
東京大学医科学研究所は北里柴三郎博士らによって伝染病研究所(伝研)として明治25年(1892年)に設立されたのに始まり、我が国の伝染病研究の中核として活動してきた。数度の変遷を経て、現在は東京大学医科学研究所となった。
建物は、向かって右が伝研時代の厩舎を模したレンガ造り、左はガラスの建物からなる。レンガ造りの内部は広くはないが収蔵物展示スペースで、伝研時代の古い器具や装置、東大医科研の歴史や実績などを紹介し、伝研に在籍した野口英世博士の手書きの履歴書なども展示している。室内の一角にはカフェが設けられており、軽い食事やコーヒーなどをいただける。
ガラスの建物のほうでは先端医療開発に関する研究をデジタル映像を交えて紹介している。
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