地下鉄白金高輪駅の東、徒歩7分。桜田通りに面した三田の寺町の一角にある。 もともとは杉原伯嗜守という大名が杉原家の善提寺として、永禄年間(1558〜1570)に京都伏見に創建したのに始まる。徳川家康の江戸入国に従って神田付近へ移転し、その後八丁堀に移った。さらに、江戸城の拡張に伴って寛永12年(1635年)に現在地に移転した。 現在の近代的な建物は平成18年(2006年)の建築。境内には湧水の「水琴窟」があり、水滴の涼やかな音色が聞こえる。