JR田町駅の北西、徒歩10分。桜田通り(国道1号)に面して鳥居が建ち、石段を登った上に社殿がある。 天徳2年(958年)に武蔵国国司藤原正房卿が任国の際、藤原氏ならびに皇室外戚の氏神なる大和国奈良春日大社の御神霊を目黒区三田(目黒春日神社)に勧請して創建されたと伝えられる古社。天文年間(1533-1555)に現在地に遷座したと言われる。江戸時代には府内唯一の春日社として、徳川家や諸大名から崇敬を受けた。 戦災で社殿を焼失し、昭和34年(1959年)に現在の社殿が再建された。境内社として福徳稲荷神社、赤羽稲荷社がある。