地下鉄外苑前駅の北西、徒歩5分。通りから参道が長く伸び、その奥に境内が広がる。 高徳寺は、晃譽無的上人を開山として、天正7年(1579年)に創建したと伝えられる古刹。 正面に本堂があり、左手にはかなりの数の石仏群があり、目を引く。 また、 境内には河内山宗俊の碑がある。河内山宗俊とは、江戸時代の茶坊主で恐喝で捕らえられて牢死した本名が河内山宗春のことを指し、宗春をモデルにした講談や歌舞伎などで「宗俊」と表記されている。碑は大正時代に建てられたと言われる。