地下鉄外苑前駅の西、徒歩3分。表通りから石畳の参道が伸び、その奥に比較的こぢんまりとした本堂がある。 白金の立行寺第二世日祐が立行寺を隠居した後の明暦元年(1655年)に創建し、大久保彦左衛門の分家平左衛門家督大久保勝次郎が檀越(だんおつ)となったと伝えられている。檀越とはサンスクリットの「ダーナパティ」の音写で、施主のこと。 墓地の隅の方に小説家井伏鱒二の墓がある。