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コミュニケーションルームのミンククジラ骨格標本(→拡大写真)
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港区立郷土歴史館
地下鉄白金台駅下車すぐ。旧公衆衛生院だった建物を複合施設「ゆかしの杜」として利用し、郷土歴史館はその中核的な施設として平成30年(2018年)にオープンした。歴史的な建造物の風格を漂わせる6階建ての建物は昭和13年(1938年)に内田祥三の設計により建築されたもので、建物自体も見学に値する。
郷土歴史館はこの中の1階から4階まで。常設展示室は各フロアの廊下をはさんだ小さな部屋でテーマごとに分かれて展示されている。港区の歴史、自然、産業、まちの移り変わりなど、パネルや写真、実物資料などで展示していてわかりやすい。中でも、東京湾の漁業の歴史を展示する部屋は、高度成長期にヘドロなどで汚染されて魚が絶滅した時代から、下水道の完備などによって海が綺麗になり、魚介類が再び生息できる環境に変わった感動的な時代の流れを見ることができる。
これらの展示室のほかには2階に標本などに直接手で触ったりできる展示室(コミュニケーションルーム)もある。建物内には旧講堂をはじめとして公衆衛生院だった時代の様々な部屋も見学できる。郷土歴史館とともにスケールがが大きく見ごたえのある充実した施設である。
Address |
東京都港区白金台4-6-2 |
Phone |
03-6450-2107 |
URL |
https://www.minato-rekishi.com/ |
Access |
地下鉄南北線,都営三田線白金台駅から徒歩1分 |
Open |
9:00〜17:00(土曜日は20:00まで) |
Close |
第3木曜日(祝日等の場合は開館し、前日の水曜日休館)、年末年始 |
Fee |
常設展:大人300円、小・中・高校生100円、特別展は別料金 |
Map |
地図 |
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