天龍寺
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天龍寺

 JR新宿駅の東、徒歩5分。明治通りに面している。天正19年(1591年)遠江国で法泉寺として創建され、家康の江戸入府にともなって牛込牛込納戸町に移転して現在名に改称。天和3年(1683年)に現在地へ移転した。二代将軍秀忠の母親の菩提寺として徳川家との関係が深く豪壮な山門には葵の紋章が見える。
 上野の寛永寺が江戸城の鬼門鎮護の寺だったのに対し、この天龍寺は裏鬼門鎮護の役割をもっていた。境内にある時の鐘は元禄13年(1700年)牧野成貞により寄進されたのが始まりで、現在の鐘は明和4年(1767年)の鋳造で3代目にあたる。寛永寺、市谷亀岡八幡宮の鐘とともに江戸三名鐘といわれた。
 また、この鐘は内藤新宿の盛り場で夜更けまで遊ぶ者にとっては警鐘と聞こえたため「追い出しの鐘」とも呼ばれたといわれる。この鐘をつく時刻を知るために牧野成貞からは同時にやぐら時計も寄進され、鐘と櫓時計はともに新宿区の有形文化財に指定されている。

Address 東京都新宿区新宿4-3-19
Phone 03-3354-1011
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Access 地下鉄副都心線新宿三丁目駅からすぐ、丸の内線・都営新宿線新宿三丁目駅から徒歩1分、JR新宿駅東南口から徒歩5分
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