地下鉄東西線早稲田駅の北西,徒歩8分。早稲田大学の北側にある。徳川御三卿のひとつである清水家の下屋敷の跡で,回遊式の日本庭園の中央には「山吹の井」とも呼ばれる池があり,ここからの湧水がお茶に適していたことが甘泉園の名の由来といわれる。 冬の季節には東京の公園では珍しく,金沢の兼六園のように雪の重みのための枝折れを防ぐ「雪吊り」を見ることができる。 はじめは都立の公園だったが、昭和44年(1969年)に新宿区に移管された。庭園の西側にはテニスコートを付設している。