JR高田馬場駅の東、徒歩15分。神田川に面している。大正3年(1914年)創業の富田染工芸が開設している染色の博物館。神田川の清流が染色産業に適していたため、この地には染色業者が集まり、新宿の地場産業として江戸時代からの伝統を守り続けている古い歴史がある。 館内では室町時代からの歴史があり、江戸時代に隆盛を見た東京染小紋と、中近東などから伝来して小紋などを染める型染めの技術と融合した江戸更紗の作品などがずらりと展示され、あわせてその技法も紹介している。 第3土曜日には工房を見学することができる(要予約)。