都営地下鉄大江戸線東新宿駅の東、徒歩5分。職安通りから南に入った高台にある。 正式名称は大久保天満宮で、安貞2年(1228年)北野天満宮を勧請して創建された。古くから東大久保村の鎮守社であり、菅原道真を祭っている。社殿は西の太宰府の方に向いて建っているため、西向(にしむき)天神と呼ばれている。 クスノキやケヤキなど木々が茂る境内には太田道灌の山吹の里伝説で知られる紅皿碑と富士塚があり、誰もが子どもの頃に遊んだ昔懐かしい神社の面影をとどめている。