自性院(自性院無量寺)
都営地下鉄大江戸線落合南長崎駅の南西、徒歩3分。寺は「ねこ寺」として知られ、招き猫発祥の地ともされている。
弘法大師が日光山に参詣の途中で立ち寄り観音を供養したのに始まると伝えられるが、創立の時期は明らかではない。
太田道灌が一匹の猫に救われたという「道灌招ぎ猫」伝承が残されており、寺ではこれに由来する猫地蔵を安置している。また、江戸中期に、貞女として名高かった江戸小石川の豪商の娘の冥福を祈るために奉納した「猫面地蔵尊」も安置しており、これらの2つの猫地蔵は2月3日の節分の日(猫地蔵祭り)に開帳される。
このほか、寺は、「福徳元年、十一月」と紀年銘を記した板碑を所蔵し、福徳の私年号を用いた板碑は多摩地区では見つかっているが、新宿区内では唯一であることから新宿区の有形民俗文化財に指定されている。
(注)この自性院のほかに、今戸神社(台東区)や豪徳寺(世田谷区)も招き猫発祥の地とする説がある。
Address |
東京都新宿区西落合1-11-23 |
Phone |
03-3951-4927 |
URL |
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Access |
都営地下鉄大江戸線落合南長崎駅から徒歩3分 |
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