防衛省市ヶ谷地区
JR市ヶ谷駅の北西、徒歩10分。防衛省本省と陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地、海上自衛隊・航空自衛隊の市ヶ谷基地があり、防衛省では市ヶ谷地区と総称している。
防衛省は、平成12年(2000年)、まだ防衛庁だった時代に六本木から現在地に移転し、平成19年(2007年)に防衛省へと移行した。
広い市ヶ谷地区の中には各種の施設があるが、この中の市ヶ谷記念館、厚生棟、屋外ヘリ展示場、殉職者慰霊碑などを見学するツアーが行われていて、内部を見学することができる(要事前予約、午前と午後ではコースが異なる)。
市ヶ谷記念館は歴史的な施設で、内部には極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷として使われた大講堂や旧陸軍大臣室などがあり、大講堂では明治から今日に至る市ヶ谷台の歩みを映像で紹介している。また、大講堂のバルコニーは、昭和45年(1970年)、作家の三島由紀夫が割腹自殺をとげたところとして人々の記憶に残る。
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