JR東日本(山手線、中央線、埼京線)のほか、京王電鉄、小田急電鉄、東京メトロ、東京都営地下鉄(大江戸線、新宿線)の各線が乗り入れる日本最大のターミナル駅で、1日の乗降客は約335万人(2013年)。世界一乗降客数が多い駅としてギネス世界記録に認定されていることは有名。 もともとは明治18年(1885年)に現在の山手線の開通に伴って開業したのが新宿駅の始まりで、以後私鉄の乗り入れなどにより発展を続けて現在の姿になった。駅の構内も拡張・改良を繰り返してきて、駅舎やホームの一部は渋谷区にまたがっている。 構内は一体化はしているもの全体はつぎはぎだらけのような複雑な姿になったため、初めて利用する人は戸惑うことが多い。私鉄の駅も含めると出入り口は多く、四方にあるが、改良工事が行われるたびに名称が変わったりするので、ややこしい。 最も新しくは南口に甲州街道をはさんで新南口が誕生し、新南口は全国各地へ高速バスが発着するバスタ新宿(新宿南口交通ターミナル)と一体化して鉄道・バスの乗り継ぎが便利になった。