都営地下鉄大江戸線国立競技場駅の南、徒歩2分。旧国立競技場の老朽化と東京オリンピック・パラリンピックに対応するため、旧競技場の跡地に建設され,令和元年(2019年)11月に完成した。 正式名称は国立競技場だが、オリンピック・パラリンピックでは「オリンピックスタジアム」の名称が使われる。 隈研吾によるデザインで、「杜のスタジアム」をコンセプトに木材を多用しており、スタジアム外周の木製の軒庇(のきびさし)が斬新さを感じさせる。特に大きい最上部は「風の大庇」と呼ばれ、スタジアム内に風を効率良く取り込むように設計されている。 スタンドは地上5階、地下2階建ての3層式で、観客席は約6万席。フィールドは全天候型の赤茶色トラックと天然芝ピッチからなり、赤茶色と緑のコントラストが美しい。