地下鉄千代田線湯島駅の西,徒歩2分。創建は古く、雄略天皇2年(458年)と伝えられる。 文明3年(1478年)に太田道灌が再興し、江戸時代には徳川幕府の厚い崇敬を受けた。その後火災で焼失したり,老朽化が進んだりしたため何度か建て替えられ,現在の総檜造りの社殿は平成7年(1995年)に建築されたものである。 菅原道真を祭るこの神社は、学問の神様として広く知られている。泉鏡花『婦系図』の舞台としても有名で、新派の記念碑や鏡花の筆塚がある。また,境内は古くから梅の名所であり,「湯島の白梅」としても広く知られている。 →上野略図