JR水道橋駅の北東,徒歩2分。明治18年(1885年),16世宗家宝生九郎知栄の片腕とよばれた松本金太郎が神田猿楽町に稽古舞台をつくったのがはじまりで,幾多の変遷を経て, 昭和3年(1928年),現在地の松平頼寿旧邸跡地に宝生会館能楽堂が建てられた。 檜造りの豪華な舞台を持つ現在の建物は昭和53年(1978年)に再建されたもので,宝生流の能・狂言の公演が行われる。