地下鉄有楽町線江戸川橋駅の北西,徒歩12分。この地は俳人松尾芭蕉が、延宝5年(1677年)からしばらくの間住んだところといわれ、芭蕉の没後に弟子たちが芭蕉堂を建てて芭蕉像を安置し、のちに関口芭蕉庵と呼ばれるようになった。 火災や戦災などで何度か焼失し,現在の建物は戦後に再建されたもの。草木が茂る園内には散策路が巡らされており、芭蕉の句碑のほかにも朱楽管江の歌碑や伊藤松宇の句碑などがある。