JR駒込駅の南,徒歩5分。ジョージ・アーネスト・モリソン氏の東洋関係の文献を三菱財閥の岩崎久弥が大正6年(1917年)に購入したのがはじまりで,その後岩崎家の蔵書を加えるとともに,収集の範囲をアジア全域へ広げて資料を収集し,大正13年(1924年)に財団法人東洋文庫を設立して公開した。 現在は,国立国会図書館東洋文庫としてアジア研究のセンターの役割を担い,アジアの歴史と文化に関する研究では世界の中で屈指の水準を保っている。なお、利用に当たっては原則として紹介状が必要である。 平成23年(2011年)、新本館が完成して、館内に一般の人々にも公開する「東洋文庫ミュージアム」がオープンした。