地下鉄千代田線湯島駅の西、徒歩5分。元禄4年(1691年)浄厳律師が柳沢吉保の帰依を得て徳川綱吉からこの地を賜り、幕府の祈願所として創建された。 江戸の名刹として大元堂、灌頂堂、地蔵堂、鐘楼などを備えていたが、関東大震災と第二次世界大戦で焼失した。堂々とそびえるように建つ本堂は昭和51年(1976年)に再建されたものだが、江戸時代の隆盛だった頃の面影を今に伝えている。