JR駒込駅の南東、徒歩10分。本郷通りから東へ入ったところにある。もともとは本郷村の名主が天正元年(1573年)に駿河の富士浅間社を勧請したのがはじまり。寛永6年(1629年)に加賀藩前田候がその地を上屋敷として賜ったため、現在地に移転した。 江戸時代に盛んだった富士信仰集団の冨士講でにぎわった神社のひとつで、社殿は富士山に見立てた「山」の上にあり、毎年、6月末から7月はじめには「山開き」が行われてにぎわう。