地下鉄南北線本駒込駅の東、徒歩5分。朱塗りの山門がひときわ鮮やかで、門をくぐると墓地が広がり、右手に本堂がある。境内には幕末の蝦夷地探検家最上徳内と儒者平野金華の墓があることで知られている。 最上徳内は天明4年(1784年)、幕府の測量隊とともに蝦夷地に渡り、松前藩主に防備を説いた。平野金華は荻生徂徠の弟子のひとりで『金華文集』などを著した。