地下鉄南北線本駒込駅の東、徒歩2分。もとはJR御茶ノ水駅周辺にあって、境内の湧水が将軍家のお茶用の水として用いられたことや将軍家の武運長久の祈願寺だった寺として知られる。 明暦の大火後現在地に移転、関東大震災や第二次世界大戦で堂宇を焼失し、現在の本堂は昭和51年(1976年)に再建された。 墓所には江戸末期の蘭医で適々斎塾(適塾)を開き、大村益次郎や橋本左内、福沢諭吉らの英才を輩出した緒方洪庵の墓があり、文京区の史跡に指定されている。また、墓地には明治・大正期の歌人岡麓の墓がある。