湯島
JR御茶ノ水駅の北、文京区の南東端のエリアで、湯島聖堂や神田明神から湯島天神あたりまでの一帯。武蔵野台地の最も端の部分で、坂が多いのが特徴。切通坂や無縁坂などはよく知られている。
江戸時代には湯島天神の門前町としてにぎわったところであり、また、台地の地下が糀の室(むろ)に適しているため一帯では糀生産が盛んだった。その頃、糀屋は百軒以上もあったといわれる。現在も神田明神の門前にある天野屋が江戸時代からの地下室を使って伝統の糀生産を続けている。
また、湯島は森鴎外や泉鏡花の作品の舞台となったことでもよく知られているが、木造2階建ての家などがわずかに残ってはいるものの、当時の面影はほとんどない。
湯島天神から天神下交差点を過ぎると、上野広小路の繁華街に至る。
(注)住居表示の上では、神田明神は文京区ではなく、千代田区外神田2丁目となる。
Address |
東京都文京区湯島1〜4丁目 |
Phone |
|
URL |
|
Access |
JR・地下鉄丸ノ内線御茶ノ水駅、千代田線湯島駅下車 |
Open |
|
Close |
|
Fee |
|
Map |
地図 |
|
|
|