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慈眼院・澤蔵司稲荷

 都営地下鉄春日駅の北西、徒歩7分。元和6年(1620年)、伝通院の塔頭寺院として創建されたのに始まる。
 当時、伝通院の学寮に澤蔵司(たくぞうす)という修行僧がいて浄土宗の奥義を極め、伝通院の学寮長の夢の中に現れて「余は稲荷大明神である」と告げたことから、伝通院の住職はこの慈眼院を別当寺として稲荷を祭ったと伝えられる。以後、小石川の鎮守として信仰を集めてきた。
 寺と稲荷の神仏混合の形態のまま現在に至っており、本堂の脇の霊窟(おあな)と呼ばれる洞窟には稲荷が祭られている。

Address 東京都文京区小石川3-17-12
Phone 03-3811-1327
URL http://takuzousuinari.com/
Access 都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅から徒歩7分、地下鉄丸ノ内線・南北線後楽園駅から徒歩10分。
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