都営地下鉄春日駅の北西、徒歩7分。隣にある慈眼院と同じように伝通院の塔頭寺院として慶長7年(1602)に創建された伝えられる。はじめは縁受院という名称であったが、明治17年(1884)に善光寺と改称して信州の善光寺の分院となった。 境内の南東側と南側とに2つの山門がある。本堂は明治15年(1882年)の再建。「善光寺坂」という寺の前の坂はこの寺に由来している。 10月には浄土宗の仏教行事である十夜会が行われ、この日は長野の善光寺と同じように戒壇巡りをすることができる。