地下鉄春日駅の北西，徒歩10分。道路をはさんで伝通院の南側にある。伝通院の末院として安永3年（1774年）創建された。福寿幼稚園を併設しており、本堂は幼稚園に付属するような形で建っている。 本尊の木造大黒天座像は古式武装神スタイルで鎌倉時代の作と伝えられ、文京区の文化財に指定されている。 門を入ったところにはトウガラシの首飾りをした地蔵があり、「とうがらし地蔵」として喘息に苦しむ人の信仰を集めてきた。医者に止められていたにもかかわらず、とうがらしを食べて亡くなったとうがらし好きのおばあさんを供養するため建立したといわれる。
