地下鉄南北線本駒込駅の南東、徒歩3分。承元元年(1207年)、開山の専西坊が鎌倉雪の下に草庵を結んだのが始まりとされる。 その後江戸時代になって寛永3年(1626年)寺坊を本郷湯島に移し一向山専西寺と号した。天和2年(1683年)の大火後にいったん取り潰しとなったが、元禄5年(1692年)寺院として認められ駒込に再興、享保3年(1718)の類焼を経て現在地へ移転したといわれる。 第二次大戦の戦災で堂宇を焼失し、昭和31年(1956年)に本堂を再建した。平成18年(2006年)には本堂の修復が行われた。塔のような姿の本堂は、ミャンマーなどのパゴダを思わせる。