地下鉄南北線本駒込駅の南東、徒歩6分。天文年間(1532〜1554)に勝庵宗最禅師を開山として現在の和田蔵門内に創建され、明暦年間(1655〜1657)に現在地に移転したと伝えられる。 墓地には身禄行者の墓(通称「身禄山」)があり、文京区の史跡に指定されている。身禄行者は江戸時代における富士山信仰の開祖で、富士山で断食入定した。墓にはその分骨が納められているとされるが明らかではない。現在の身禄山は大正11年(1922年)に再建されたもの。 また、墓地には江戸後期の儒学者立原翠軒夫妻の墓がある。