地下鉄南北線本駒込駅の西、徒歩1分。元和7年(1621年)、増上寺一八世随波上人を開山として本郷弓町で創建された。 明暦3年(1657年)、明暦の大火で現在地に移転した。昭和20年(1945年)の東京大空襲で被災し、現在の本堂は昭和27年(1952年)の再建。 本堂前の左側には印塔の六面に阿弥陀が刻まれた珍しい宝篋印塔がある。この六阿弥陀は元禄9年(1696年)の作で六道を照らす役目をもっていると言われている。 定泉寺は十一面観世音菩薩が本尊で、江戸三十三観音霊場第9番札所になっている。