JR上野駅の東,徒歩6分。天平2年(730年)僧行基が京都の藤森稲荷を勧請して上野忍ヶ岡に創建されたといわれる。その後、上野山下,稲荷町広徳寺門前へと移転し,昭和3年(19298年)に現在地に移った。 本殿天井に描かれている雲龍図は横山大観筆として知られている。また,境内への入り口の横に,江戸で始めて寄席が行われたことを記念する「寄席発祥の地」の石碑があり,その隣に正岡子規の「寄席はねて上野の鐘の夜長哉」の句碑が建っている。 5月11日に近い土・日曜日には祭礼が行われ,鳥越神社の御輿とともに大きいことで有名な御輿が町内を練り歩く。