時の鐘

　JR上野駅の西、徒歩5分。上野公園内の精養軒の隣にある。
　 江戸時代、時刻を知らせる時の鐘は、はじめは江戸城内で撞かれていたが、その後江戸の町中の９か所に置かれるようになった。この上野の時の鐘はその中の一つで、寛文6年（1666年）に設置された。
　 現在の鐘は天明7年（1787年）に鋳造し直されたもので、この地に住む山本家に受け継がれていて、朝６時、正午、夕６時に昔と変わらない音を鳴り響かせている。
　 松尾芭蕉の「花の雲 鐘は上野か 浅草か」という句に詠まれたことで有名。私有地にあるため、鐘楼まで立ち入ることはできないが、隣の精養軒の駐車場から間近に見ることができる。

→上野公園の施設や見どころ

Address	東京都台東区上野公園４
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Access	京成本線京成上野駅から徒歩3分、JR上野駅から徒歩5分
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