JR・地下鉄・京成上野駅を中心にした地域。JR上野駅の西側には広大な上野公園が広がり、公園内には東京国立博物館や国立西洋美術館をはじめ美術館・博物館などが数多く、東京では最も文化施設が集まっている。また、公園は都内随一の桜の見どころでもある。 公園の南側は上野広小路の繁華街が広がり、安売りの店が軒を並べるアメ横をはじめ、デパート、商店、飲食店が密集している。 江戸時代には寛永寺の門前町として東の浅草とともに人出が多かったが、明治以後は上野駅ができて北日本への玄関口となってからさらにぎわうようになった。新幹線が開通して始発駅が東京駅になったため玄関口としての性格はやや薄れたが、街の活気は失われてはいない。 →上野略図