JR上野駅の西、徒歩5分。不忍池の東側にある中島に建つ、寛永寺の境外祠堂。 寛永年間(1624〜1644年)、天海僧正の意を受けて、常陸下館の城主水谷伊勢守勝隆は不忍池を琵琶湖に見立て、琵琶湖の竹生島に見立てて中島を築造した。ここに堂を建て、竹生島の宝厳寺の弁財天を勧請して弁財天を祭ったのが始まり。 旧堂は昭和20年(1945年)の戦災で焼失し、現在の堂は昭和33年(1958年)に再建されたものである。 →上野公園の施設や見どころ