都営地下鉄浅草線蔵前駅の南東、徒歩5分。蔵前橋通り(都道315号)が隅田川を渡る橋で、橋梁が黄色に塗られており、数ある隅田川の橋の中でも大胆で異色の色づかいが目を引く。 関東大震災の復興事業として架けられた橋で、昭和2年(1927年)に竣工した。江戸時代、台東区側は幕府の御米倉があったところで、その蔵の前ということで蔵前の地名になった。 台東区側には浅草御蔵跡の碑と、かつてこの地にあったとされる「首尾の松」の碑が建っている。 橋は東京都の歴史的建造物に選定されている。