宝蔵門
地下鉄銀座線浅草駅の北西，徒歩５分。雷門から続く仲見世商店街の先に堂々とした構えを見せる。
浅草寺の山門で、天慶5年(942年)に建立され、その後数度の火災で焼失し、再建を繰り返してきた。慶安2年(1649年)に徳川家光により再度の寄進建立が行われたが、昭和20年(1945年)の東京大空襲により、本堂などと共に焼失。昭和39年（1964年）にホテルニューオータニ創始者の大谷米太郎氏の寄進により再建された。
門の左右に金剛力士像（仁王像）を安置しており、「仁王門」と呼ばれてきたが、2階建ての上層階には浅草寺の宝物を収蔵しているので、昭和の再建後は宝蔵門と呼ばれている。日本橋小舟町奉賛会の寄進による巨大な提灯が人目をひく。門の裏には山形県村山市奉賛会により奉納された魔除けの大草鞋が懸けられている。
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