JR上野駅の北東、徒歩15分。寛永寺の子院で、寛永元年(1624年)、天海の弟子生順が釈迦堂の別当寺として創建したのに始まる。その後数度の移転を経て、宝永6年(1709年)に現在地に移転した。 静かなたたずまいを見せる古い本堂は享保7年(1722年)に再建されたもの。三代将軍家光から贈られたと伝えられる大黒天画像をがあり、谷中七福神のひとつにあげられている。 昭和2年(1927年)に建築された庫裡は,昭和初期の和風建築の様式をよく伝えるものとして国の有形文化財に指定されている。また、「絹本着色不動明王二童子画像」と「絹本着色慈恵大師画像」を収蔵しており、これらは台東区の有形文化財に指定されている。