JR日暮里駅の南、徒歩8分。宥純法印を開山として慶長16年(1611年)、神田北寺町に創建されたと伝えられるが、明らかではない。その後、慶安元年(1648年)現在地へ移転したといわれる。 山門を入って右手には吉祥天堂が建ち、正面の本堂がある。本堂の扁額は山岡鉄舟の書とされる。境内には慈母観音象を宝篋印塔や庚申塔のほか、石仏や石塔が多い。 墓地には詩人立原道造の墓や洋画家小絲源太郎の墓などがある。